東シナ海では尖閣諸島と呼ばれる群島によって中国と日本の間に領土問題がおきています。近ごろ、尖閣諸島の問題により、中国と日本の関係に緊張が上がり、深刻な状況になっています。私は、中国と日本の政府はどのような根拠をもって、自国の要求を主張しているかを分析するべきだと思います。

中国側と日本側はどちらも自国の領土的な要求を主張するためには歴史上の出来事と国際法の解釈の点を通用しています。お互いが使っている点は確かに歴史的な事実ですが、自国の側が使っている歴史と国際法の解釈に食い違いがあるから紛争がおこります。その上、台湾も尖閣諸島に対しての要求を出しています。台湾政府も歴史上の出来事を使って要求を主張しています。

歴史的には、尖閣諸島は元々現在の沖縄で成立した琉球王国の領土でありました。1609年に薩摩藩が琉球王国を琉球藩として占領しました。そして、1879年、大日本帝国が琉球王国を廃止して、沖縄県として併合しました。第二次世界大戦後、沖縄県はアメリカ軍に占領され、1972年で日本に返しました。沖縄県が成立した時、尖閣諸島は沖縄県の一部だったという事実とアメリカ政府が沖縄県を日本に返した時尖閣諸島の所有権も返したと言う点によって、今の日本政府が尖閣諸島は日本の領土だと主張しています。中国側は尖閣諸島の要求することには二つの点を使っています。この二つの点は、1952年のサンフランシスコ条約によって日本が尖閣諸島の所有権を放棄したこと、と中国史の明朝と大清帝国(清朝)が尖閣諸島を支配し、大日本帝国が下関条約によって中国の清朝から奪ったと言うことです。

日本側と中国側が使っている点には解釈の違いにより、矛盾が生じます。日本側の点は、尖閣諸島は琉球王国を併合したことによって、日本の領土になり、アメリカ政府に返されたのは正当なことです。この点の問題は琉球王国をむりやり併合することは琉球人から見たら国を奪ったことになります。中国側の点の一つはサンフランシスコ条約には「日本は台湾と澎湖諸島に対しての請求権を放棄する」と書いてあり、尖閣諸島は澎湖諸島の一部だと主張しています。しかし、尖閣諸島は澎湖諸島の一部だとほとんどの学者に認められていません。さらに、サンフランシスコ条約では台湾と澎湖諸島の統治権はどの国に行くかは書いていないし、中華人民共和国は当時戦争中でしたからサンフランシスコ条約に参加してません(中華民国も参加してませんが、サンフランシスコ条約とのほとんど同じの日華平和条約に納得しました。だが、尖閣諸島に対しての要求を主張してます)。中国側のもう一つの主張は、尖閣諸島は中国史の明朝と大清帝国に支配されていたということです。この点の問題は元々中国の明朝は尖閣諸島を支配していなかったことと、大清帝国は支配していた説がありますが、清朝は中国とは言えないことです(大清帝国は満州人が成立した、満州語を公用語として使った、満州人の前任者の女真族が成立した後金国から創設された、満州人の皇帝に支配されていた帝国です)。その上、1894〜1895年の日清戦争の下関条約で大清帝国は大日本帝国に台湾、澎湖諸島、と遼東を渡し、サンフランシスコ条約によってこの条約は破棄されたと中国政府が主張しています。しかし、前記に書かれたように、尖閣諸島はその領土の中には属していないことと中華人民共和国が参加してないことにより、中国側の主張は欺瞞です。でも、日本も琉球王国を併合して現地の人に皇民化政策をむりやり押し付け、沖縄語と琉球人の伝統や文化を禁止し、第二次世界大戦後の連合国の琉球を独立させる計画を妨害してアメリカ政府から取り返した上で尖閣諸島を自国のものだと言うのは議論の余知であります。

私の意見では、尖閣諸島は琉球王国の領土だったから、請求権を主張して良いのは沖縄人だけだと考えます。その上、今の中国は政府でも国民でも社会では漢民族が最も権勢を持ち、歴史的に尖閣諸島と琉球王国に主な影響を持っていた満州人が今は何も主張していないから中国政府の主張は欺瞞だと思います。その上、中国史の大清帝国の前の明朝は漢民族に支配されていたが、琉球王国のことを属国と扱い、彼らの領土に請求権を主張していなかったし、大清帝国も琉球王国を属国と扱っていました。ちなみに、尖閣諸島のことは中国政府が今まで全く気にせず、数年前に天然資源がその群島の周りにあると発見された時、急に中国の領土だと主張し始めました。さらに、中国政府と同時に台湾の政府も尖閣諸島に対して請求権も主張し始めました。全般的には、尖閣諸島は、本当は沖縄人の領土だと私は思いますが、今の状況では日本の領土と認めるのが一番望ましいと思います。しかも、日本は中国政府と紛争しているよりもっと重要な職務がたくさんあるし、中国ともっと良い国交を作るように努力する方が有益だと思います。尖閣諸島に対しては日本と中国はどちらも歴史を使って争いながら請求権を主張していますが、私から見たらどちら側も間違えています。